演題募集期間

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会長挨拶

この度、第 80回日本呼吸器学会・日本結核病学会 九州支部 春季学術講演会を担当させて頂くこととなりました。2018年 3 月 10日(土)に長崎市の『ブリックホール』で開催致します。これまでの輝かしい伝統と数多くの実績が積みかさねられてきた本学会の流れを引き継いでまいります。微力ではありますが、会員の皆様にとって稔り多い学会になるように務めたいと思っています。

特別講演は九州大学の中西洋一教授にお願い致しました。近年、肺癌診療、特に治療の進歩は目まぐるしく、遺伝子検査、分子標的治療、癌免疫療法などについてご講演いただく予定です。招聘講演は相川忠臣長崎大学名誉教授にお願いし、近代西洋医学教育の父であるヨハネス・ポンペ・ファン・メーデルフォールト先生と呼吸器疾患さらに赤十字活動の歴史などについてお話していただく予定です。教育講演は喘息・COPD合併(ACO)などの最新の診断と治療について鹿児島大学の井上博雅教授に、また呼吸器感染症の現状と展望について大分大学の門田淳一教授にお願いしました。シンポジウムは迎 寛長崎大学教授と星野友昭久留米大学教授に座長をお願いして、「間質性肺疾患診療の最新の話題」についてのシンポジウムを企画して頂きました。会場の先生方の白熱した議論を期待しております。

このほかに、ランチョン・セミナ-3題、アフタヌーン・セミナー2題を企画しています。

近年、分子生物学、免疫学のめざましい進歩は呼吸器病学にも大きな影響を与えています。本学会が呼吸器疾患の最新の診断や治療を提供でき、呼吸器疾患の日常診療に貢献できる学会となることを期待しています。コメディカル、医学生、研修医、大学院などで研究中の先生方や呼吸器科医および呼吸器専門医にいたる幅広い方々のご参加をお待ちしております。多くの演題の応募をどうかよろしくお願いいたします。

この季節は、長崎はやや肌寒い季節ですが、学会の会場の近くには、長崎原爆資料館や平和記念像があります。学会のあとに、グラバー邸、中華街、シーボルト記念館の散策もおすすめです。長崎の歴史、その文化と食をもこの機会に是非ご堪能していただければと思います。

皆様の多くのご参加を心よりお待ちしております。

第80回日本呼吸器学会・日本結核病学会 九州支部 春季学術講演会 
会長 福島 喜代康 
(日本赤十字社長崎原爆諫早病院 副院長)