応募要項
日本結核・非結核性抗酸菌症学会では、「結核診療ガイド」を2018年に刊行しました。今回、これを改訂し「結核診療ガイドライン」を作成することになりました。今回の改訂では、国際的にも認められるEvidence-based Medicineの手順に則り作成することとして、公益財団法人日本医療評価機構EBM医療情報部が提案するMindsの手法を採用します。
今回のガイドライン作成プロセスには、臨床上の問題(クリニカルクエスチョン:CQ)に関するエビデンスをシステマティックレビューによって評価し、推奨を決定していくことが含まれます。
そこで、ガイドライン作成委員会では、『システマティックレビュー(SR: Systematic Reviews)』委員の公募を行うことにしました。是非ご応募いただき、よりよいガイドライン作りにご協力をお願いしたいと存じます。
SRとは、論文検索、論文評価、論文の統合(メタアナリシス含む)作業を意味します。
特に必要な資格や職種の制限はありませんが、原則として日本結核・非結核性抗酸菌症学会、日本呼吸器学会、日本感染症学会、日本化学療法学会、日本臨床微生物学会、日本環境感染学会、日本医学放射線学会のいずれかの会員であることが望ましいと考えています。
SRの経験がない方には、SRについてのトレーニングセミナー*を受講していただきますので、経験がない方も歓迎します。
*2020/5/27(水)と6/1(月)のどちらかのSRセミナー(水道橋駅近くの会場:東京)に出席して頂きます。
採用後は、原則としてウェブミーティングやメールなどでやり取りしながら、SR作業を担当していただき、必要に応じて各種会議へ出席していただきます。
ガイドラインが完成した際には、SR担当者としてお名前をガイドラインに入れさせていただきます。
担当されたメタ解析・システマティックレビューの結果を論文投稿していただくことも可能です(むしろ歓迎いたします)。
SRに興味のある方、やる気のある方は、自薦他薦を問わず以下フォームからご応募ください。
多くの先生方、とくに若手の先生方の積極的なご応募をお待ちしております。
ご応募いただける方は、下記の日本結核・非結核性抗酸菌症学会事務局に履歴書および業績をお送りください。ガイドライン統括・作成委員会での審査の上、任命させていただきます。
応募先メールアドレス
info@kekkaku.gr.jp(日本結核・非結核性抗酸菌症学会事務局)
提出書類(※フォーマットは自由です)
①履歴書(連絡先にEmailアドレスを必ずお書きください)
②業績
受付期間
2020年2月16日(月)まで
通知時期、通知方法
学会事務局よりメールまたは郵送でご連絡いたします。
注意事項
- SRに興味のある方、やる気のあるとくに若手の先生方をお待ちしております。
- 領域は、治療、検査、画像、副作用、肺外結核、小児の6パートがありますが、希望領域がある場合は応募する際のメールにその旨を記載してください(希望領域とくになしでも可、ある場合はできるだけ複数選択してください)。
お問合せ先
日本結核・非結核性抗酸菌症学会事務局(info@kekkaku.gr.jp)